HistoCyte社培養細胞株コントロール
免疫組織染色・ISH用未染コントロール関連製品です。
HistoCyte社では免疫組織化学(IHC)およびinsituハイブリダイゼーション(ISH)での染色時において、検体と同じスライドで使用することができる細胞株コントロールを製造しています。
各製品は、セルマイクロアレイの完全なブロックまたは未染スライドとして用意しています。ブロック製品には直径2mm・長さ3mm〜3.5mmのコアが含まれており、その細胞株は特定のバイオマーカーに必要な発現レベルを提供するために戦略的に選択されています。
HistoCyte社では、染色が適切に行われたことを証明するための陽性と陰性結果のみを示す“Standard Analyte Controls”シリーズと、
その検体がどの程度の発現を示しているのかを評価できるよう複数の陽性レベルの細胞株コアと陰性株コアから構成される”Dynamic Range Analyte Controls”シリーズを用意しています。
遺伝子操作された細胞株とは異なり、自然発生腫瘍とその自然な蛋白質発現に基づいた細胞株を選定し、独自の方法で処理し、形態を保持する細胞で高密度ブロックを製造しています。
スライドベースのコントロールとしての使用に適した組織の選定は、以下の理由により困難な場合があると考えられます。
・バイオマーカーの不均一な発現
・固定のアーティファクト
・バイオマーカーの発現の希少性
・一般的な可用性の欠如
現在、一部のラボでは、染色の実行毎に単一のバッチコントロールを実行しています。 但し、ほとんどのフルオート型免疫染色装置では、スライドを個別に処理します。
従って、各スライドのQCコントロール上、同一スライド上でのコントロールの使用がベストプラクティスとなります。
同じ細胞株コントロールをIHCとISHの両方に使用できるため、その二つの染色の相関結果を得ることができるという費用対効果の高いソリューションが期待できます。
HistoCyte社培養細胞株コントロール (研究用)
パンフレット
使用期限:パラフィンブロック約2年、スライド12か月
(ただし、DR製品のうちROS1については1ヶ月、
Breast, HER2, ER 及びPGRは3ヶ月となります)